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2018年6月10日 (日)

『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』という本を読んだ感想

最近、以下の本が出たらしいので読んでました。
 

 
ハンドルネーム『借金玉』という人が書いた本で、
この人は、今現在は不動産屋の営業マンとして働いている32歳の発達障害(主にADHD)らしい。
「発達障害就労日誌」というブログを持っていて「発達障害」として色々と書いてる人。
はだしのゲンのコラ画像でも出てきていたので気になりました。

この本はタイトルの通り、「社会不適合者」「社会適応」して食える人になることを目指した本。

なにかしらの成功者が書いた、成功のハウツー本というのは、
その成功者が凄いからできるものだったり、
成功者にとってのやり方が自分にとってのやり方に当てはまるとは限らないので、
イマイチしっくり来ないってことが多いものですが・・・

「日本一意識の低い自己啓発本」を目指して書かれたらしいこの本は、
「成功者」が書いたかどうかは微妙なものの、
何かを成し遂げた人によるライフハック本になります。
自分が読んでみて、これ書いた人も相当特殊な人間だな・・・
とは思ったものの、目次をパっとみた感じでは、
「道具(ツール)を使いこなせ」「人間関係は部族を意識しろ」みたいなことが書かれていて、これだっ!!と思いました。

かくいう自分も発達障害みたいな要素を持つ・・・のかどうかは微妙な所ですが、
暗記能力が悪いのは心当たりがあったり、(普通の人がよくやる)コミュニケーションもさほど得意ではなかったりと、
まぁ少しは社会不適合な要素を持ってるだろうと思ってはいますが、
ここまでガチなADHD(注意欠如・多動症)の人を見ると、
自分なんざ全然まだまだだな、と。
健常者に比較的近い部類の変人どまりになるらしい、という所感になります。

この本には、ADHDの性質が割と濃い人の生き方が書かれていて、
そんなに大変なものなのかと思うぐらいです。
物忘れとか頻発するのが当たり前、
生活習慣が守れなくて当たり前、
薬に頼らないと健常なパフォーマンスが出せなくて当たり前、
ぐらいの人になると、それは確かに仕事をして生きていくのは大変そうです。

この本の著者は、そんな大変さをとにかく「工夫」して乗り切ってます。
そこまで大変でもない人にとってはクリティカルには参考にならないかもしれませんが、その生き様には心を打たれるし、地味に参考になる考え方もあります。

特に、2章あたりは「人間関係は部族を意識しろ」みたいな内容で、
著者が大手金融機関に勤めていた時の人間関係の話が書かれていますが、
割と一般的に仕事をする人でも参考になるのではないか?と思います。
(自分みたいな中小企業の理系技術者の人間関係はここまでシビアじゃないですが、営業の人は大変そうだなとかよく思ったりします。)

本にある5章の内容はそれぞれ、
ADHD向きライフハック、
ASD(もといアスペルガー)向きライフハック、
生活習慣について、依存性への対処、うつと絶望からの脱却
・・・と、バランス良く盛りだくさんな内容な上、
最後には『熊代亨』という精神科医の人のフォローまで付いてて、
「社会適応」を考える人は、何かしら得るものがあるのではないか?
とオススメな本だと思いました。

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