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2013年4月 6日 (土)

ユング心理学とヌーソロジー用語のすり合わせまとめ

ユング心理学と、ヌーソロジーの用語とのすり合わせです。

以下のユング心理学の用語の内容は、主に『ユング心理学入門』を参考にしました。
(この本を書いた、河合隼雄さんは、日本で有名なユング派分析家で、
これ一冊で実用的なユングの思想がほとんど済むぐらい、綺麗にまとまってると思います。)

自分は、ユングに関しては素人(独学)なんで、
詳しい人に、より追求してもらいたい所です。
  


~元型と次元観察子について~

次元観察子が元型そのものというわけではなく、
次元観察子は純粋な「モノの見方」の構造。
そこから派生した精神の変容が、
精神分析で扱う分野となる。

自我《Ego》:
意識の中心にあたる自分のこと言い、
普段、自分が自分だと思っている自分のことをいう。
人間として人間らしい自分にあたるものだが、
ユング心理学、その他、神秘学的には、
より高次の自分というものが存在する。
ヌーソロジー的には、ψ1~ψ2の時空内での自分にあたる。
時間感覚と結びつきやすく、ψ2あたりの意識に対応する。
ユングの言う「個性化の過程」を果たすためには、
『自我』を解体し、時には分裂させ、
また新たに捉えなおして、統合させる必要がある。

シャドウ:
「影」の意味。
自分にとって、普段は見ていない部分の自分にあたる。
自分の「主観」と関わりが強く、
『自我』にとっての「主観的自分」というものから作られる。
「真実の自分」である『自己』の発見の糸口となるもの。
ヌーソロジー的には、ψ2にとってのψ3に対応し、
ψ2からψ3を見出そうとした時に、出現する元型だと思われる。
「客観的自分」によって作られる『ペルソナ』にとって、
抑圧の対象となり、
「普段は意識していない、嫌な所の自分」というものに、
一般的には変容し易い。
『こころ《Soul》』によって気付かされ、
『自己』へと導く性質があり、
その先には「個性化」(自己化)がある。
ラカンの言う、「象徴界」に存在していると解釈できる。

ペルソナ:
「仮面」の意味。
他人向けに作られた、仮面としての自分にあたる。
ヌーソロジー的には、二つに区分することができ、
ψ4に関係のあるものと、ψ6に関係のあるものとがある。
前者は普通のペルソナ、
後者は、「完全化したペルソナ」と呼ぶことにする。
ひとまず、前者を説明すると、
それは、ψ2に落とし込まれたψ4に対応し、
『自我』の持つ「客観的自分」から作られる
社会的適合を主とした自分にあたる。
『シャドウ』と対立するものにあたる。
古来から哲学者は、
こちら側の自分を「主体」としないことを説いている。
「他者」へと導く性質があり、
その先には「他者化」がある。
ラカンの言う、「想像界」に存在していると解釈できる。

ペルソナ(完全化):
自分の「ペルソナ化」が、より進んだ状態であり、
ψ2の持っているψ6の心に対応する。
社会や他者に適合し、
完全に「他者」となろうとする意識から生まれた自分、
あるいは、完全に「他者」となった自分にあたる。
『こころ《Soul》』と対立する存在にあたる。

こころ《Soul》:
『自我』にとっての、まだはっきりと気付いていない
「真実の自分」にあたる。
元は「Soul」と訳される、特別な意味を持つものだが、
日本のユング派分析家の河合隼雄氏が、
『こころ』と訳したもの。
『ペルソナ(完全化)』と対立するものにあたる。
ヌーソロジー的には、ψ2にとってのψ5に対応する。
「潜在化されてる『自己』」ということもできる。
『シャドウ』は『こころ』と向き合うために、必要なものとされる。
その本質をそのまま認識することは難しいが、
夢の中で、「心像」という表象を通して、把握することができる。

アニマ・アニムス:
『こころ』が表象して、
性別を持ったもの。
『自我』や『ペルソナ』が男性的な場合だと女性的な、
女性的な場合だと男性的な『こころ』が表象するが、
それが、それぞれ『アニマ』『アニムス』に該当する。
『アニマ』は、根元的な母性原理、
『アニムス』は、根源的な父性原理と、それぞれ関わりがある。

自己《Self》:
自分の持っている、
顕在意識、潜在意識、
個人無意識、集合無意識を含めた、
心の全体像において、
その中心にあたる自分のことを言い、
『自我』よりも高次な「真実の自分」にあたる。
ヌーソロジー的には、ψ5に対応する。
「顕在化した『自己』」ということができる。
ユングの言う、「個性化の過程」を果たした結果、
はっきりと気付くことができる。

内向タイプ・外向タイプ:
それぞれ、「心のベクトルが内側を向いているタイプ」と、
「心のベクトルが外側を向いているタイプ」と説明される。
前者は、自分自身の探求に関心が向き、
後者は、社会的な適応に関心が向く。
また、内向タイプは『シャドウ』や『こころ』に関心を向き、
外向タイプは『ペルソナ』との同一化に関心が向く。
ヌーソロジー的には、自我がψ3側を向いているタイプと、
ψ4側を向いているタイプに該当する。

元型:
「集合無意識」に存在すると言われている、
人類の普遍的な「精神の型」のようなもの。
ユングは、神話や伝説の中に、
人類に普遍的に通ずる、あらゆる精神の変容の発端となる、
根源的な「モデル」があることを発見し、
それを「元型」と呼んだ。
夢分析において、それそのものを観測することはできないとされているが、
「元型」から派生した、「原始心像」と呼ばれるものが、
夢において現れ、表象であるそれを観測することができる。
ヌーソロジー的には、「集合無意識」は、
ψ7以降の領域と言われているので、
そこに存在するものと思われる。
恐らく、人間にとって元型は、
大系観察子に、およそ該当するのではないかと思われ、
次元観察子と元型との関係は、
次元観察子と大系観察子との関係に、およそ該当する。
『シャドウ』や『ペルソナ』といった人間の持つ元型もまた、
大系観察子の構造にいくらか通じている。

~対応関係まとめ~

自我《Ego》:
ψ2と結びつく心

シャドウ:
自我から見たψ3

ペルソナ:
自我に落とし込まれたψ4

ペルソナ(完全化):
自我の中のψ6の心

こころ《Soul》:
自我にとってのψ5(潜在化しているψ5)

アニマ・アニムス:
『こころ』とほぼ同様。
自我の影響を受けて、性別を持った『こころ』の表象

自己《Self》:
ψ5(顕在化したψ5)

内向タイプ・外向タイプ:
自我がψ3側を向くタイプと、
ψ4側を向くタイプ

元型:
人間の元型においては、本性はψ7以降に存在し、
およそ大系観察子に近い


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