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2013年3月23日 (土)

「脳を活かす仕事術」重要な所メモ

『脳を活かす仕事術』という本のメモです。

有名な脳科学者、茂木健一郎さんの本です。
生活の役に立ちそうなヒントがたくさんあったので、載せておきます。

主に、「図解」がある所に、重要な所が集まっていたので、
それをベースにまとめていきます。
 


<はじめに>

※筆者、茂木健一郎氏の、自分の経緯の話など

・自分は、「いいもの」がわかっているのに、「実現できない」というギャップに苦しんでいたが、一本目の論文を書くことで、その謎が解けた。
 それは、脳の「感覚系学習の回路」と「運動系学習の回路」に秘密が隠されていた。
 「感覚系学習の回路」は「脳の入力」、「運動系学習の回路」は「脳の出力」にあたる

・脳は、「生きる」ために存在し、「生きる」とは、自分の人生を通して「生命の輝き」を放つことである

・「脳を活かす仕事術」の真髄は、「生きる喜び」の中で、「脳の出力と入力のサイクルを回す」ことになる

■運動系の学習と感覚系の学習

Nou1

・脳は主に感覚系で情報を「入力」し、運動系を使って「出力」をしている
・運動系と感覚系は、バランスを取る必要がある
・現代人は「感覚系」が発達しているケースが多い
・小さな出力の積み重ねが能力向上につながる
・脳を分析・整理するには、情報を言葉として、一度出力する
・脳の「出力」を高めるためには、脳に「入力」されたものを、実際に友人などに話して「出力」することが大切である。
 これが「脳の入力と出力のサイクルを回す」にあたる 

■運動系と感覚系のバランスの取り方

Nou2

・感覚系と運動系は、脳内で直接つながっていない
・感覚系と運動系のコミュニケーションを行なうためには、出力が欠かせない

■一時間セットアップ法

Nou3

・行動をするとき「タイムプレッシャー」をかけると良い
・仕事を始める時に、「一時間以内にここまでやる」と、目標を設定する
・複数のことを同時にやろうとしないで、一つのことに集中する
・繰り返すことで、脳の集中回路は、確実に鍛えられる

■前頭葉と側頭葉にアイディア会議してもらう

Nou4

・創造性が発揮される瞬間とは、記憶のメカニズムの応用である
・側頭葉に蓄えられてる「経験」が、意識を司る前頭葉の方針に従って編集される時、新しいものが生み出される
・脳の中で、「これをやりたい」や「これがいい」といった意欲や価値判断を司っているのは前頭葉である
・創造性は、側頭葉が作り出した「経験」と前頭葉が発信する「意欲」の掛け算によって生み出される

■ACCとLPFCの働き

Nou8

・人間の脳には「いつ起こるか分からないひらめきをキャッチする」ための回路が備わっている
 それは、側頭葉にある「ACC(前部帯状皮膚)」と、その近くにある「LPFC(前頭前野外側部)」である
・ACCは、面白いことや新しいことを発見した時にシグナルを送る機能を担っている
・LPFCは脳の司令塔ともいえる場所であり、ACCから送られてきた情報をもとに、脳内の各神経細胞に信号を送って活発に働かせたり、逆に休ませたりしながら、特定の情報に脳を集中させる役割を持っている

■意識と無意識の働き

Nou5_2

☆有名な、左脳と右脳の働きの違いでもある。左脳は直列処理を専門とし、右脳は並列処理を専門とする

・無意識を耕すとアイディアが湧きやすくなる
・「意識」でなく、「無意識」で見ることで、かえって本質がわかることがある
・意識が処理できることは、一度に一つであるが、無意識では、もっと並列的にいろいろなことが起こりうる
・だからこそ創造性は、基本的に、並列的な無意識の中でしか起こりようがない
・例えば、原稿を書く時は、無意識の中に浮かぶ氷山の頭だけを探す。この氷山の頭さえ掴めば、あとはそれに付随した無意識の塊がわぁーっとやってきて、その力に乗って書ききってしまうことができる

■ポジティブなイメージをすると、扁桃体が活発化する。

Nou6

・前頭葉を活性化させ、自分の生命の輝きを放つための行動として、「楽観主義」が重要となる
・「楽観主義」は脳の扁桃体から生まれる
・ネガティブな感情に名前をつけて、無意識を意識化すると良い
・人間の恐怖の源泉は、多くの場合、「どうなるかわからない」という不確実性である。行動に移すためには、その不確かなことを確実なことに変換すればいい
・恐怖から目をそらさず、見つめることが必要となる

■モード切り替えは前頭葉が担っている

Nou7

・脳のモードを切り替えると、ストレスに強くなる
・ここでいうモードとは、「集中モード」や「リラックスモード」「本気モード」などである
・人間の脳にはこうした「モード」がたくさん眠っている。なぜなら、モードは、人類が進化する上で欠かせない能力の一つだからである

■自分の「生命の輝き」を放つための五つの行動

①クリエイティビティ(創造性)をもっていること
②セレンディピティ(偶然の幸福に出会う力)があること
③オプティミスト(楽天家)であること
④ダイナミックレンジ(情報の受信範囲)が広いこと
⑤イノベーション(改革・革新)を忘れないこと

<その他、重要なメッセージ>

・仕事の目的は、「情報整理」ではなく、「知的創造」である

・脳のコントロールは、体を動かすのが一番良い

・運動系の学習回路は、見ているだけでは鍛えられない

・簡単な動作で、無意識・集中力をコントロールできる

・「深部感覚」を洞察し、自分の生産性が上がるパターンを見つける

・完成度の高い仕事には、「拡散」と「収束」が共存共鳴している。
 「拡散」とは、感覚系の領域の活動であり、たくさんの情報を見たり聞いたりすることにあたる。
 「収束」とは、運動系の領域の活動であり、実際に文書を作り上げることなどなどにあたる

・意識して個性を発揮しようとするとかえって個性が出ず、考えずに仕事している時に「いい作品」ができる

・「やりたいこと」と「周囲の期待」を両立させる

・脳は、相手の良い所を吸収する

・脳には、「ミラーニューロン」という神経細胞がある。
 これは、前頭葉の運動前野にある運動系の神経細胞で、他人の動作を見ていると、脳の中ではあたかも自分がその動作をしているかのような働きをする

・誰かに出会うということは、「理想の自分」に出会うことである

・真のプロフェッショナルはダイナミックレンジが広い

・時々、アウェー戦をやると、脳は大きく伸びる

・「明日は何が起きるかわからない、もしかすると、自分が成長する大きなチャンスに出会うかもしれない」という一種の緊張感がなければ、脳は生き生きと働こうとはしない。なぜなら、脳は「安全なもの」と「不確実なもの」のバランスがとれている「遇有性」を好むからである


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